幕末の志士たちの感動の物語、朗読劇『幕末松風録~萩の章~』が上演決定
2025年9月、山口県萩市の明倫学舎にて、朗読劇『幕末松風録~萩の章~』が上演されることが決まりました。これは、幕末の若者たちがどのようにして歴史の波に翻弄されながらも自らの理想を追い求めたのかを描いた作品です。また、2026年1月には京都にて『幕末松風録~京の章~』も上演が予定されています。
実施場所・日時
上演は2025年9月13日(土)から15日(月祝)までの期間、萩・明倫学舎の中庭で行われます。この場所は歴史深い萩の地に位置しており、朗読劇の舞台として不朽の美しさを誇ります。
あらすじ
物語の舞台は、明治32年の萩。かつての青春を共に駆け抜けた幼馴染、吉田栄太郎の思い出が蘇り、彼が松下村塾で師となる吉田松陰との出会いや、志を同じくする仲間たちとの絆が描かれます。彼らはその志を持って、激動の時代へと立ち向かうことになりますが、青春の終わりも近づいてきます。歴史の変わり目に生きた若者たちの切ない物語が、観客の心を打つこと間違いなしです。
キャストの発表
今回の朗読劇には、豪華なキャストが揃います。吉田栄太郎役はRIKU(THE RAMPAGE)。彼は劇に対する思いを語り、「朗読劇の概念を超えた作品にしたい」と意気込みを見せています。また、久坂玄瑞役には百名ヒロキ、高杉晋作役には前川優希、伊藤利助役には大友至恩が、それぞれの役に挑むことが発表されています。
未来への期待
演出は加古臨王が担当し、「その時代の若者たちがどのように自分たちの考えを持って生きていたのかを掘り下げていきたい」とコメントしています。今の時代とも繋がる人間の悩みや希求を描き、観客に伝えることに意義があるとのことです。
チケット情報
チケットは、ファンクラブ先行が7月14日から、一般販売は8月23日から行われる予定です。特に萩市在住の方には「萩市民チケット」も用意されており、地域の方々によりアクセスしやすくなっています。
屋外での公演になるため、雨天の場合は会場変更がある点もご注意ください。
まとめ
『幕末松風録~萩の章~』は、ただの劇ではなく、幕末の志士たちの情熱や思いが今に息づく特別な物語です。観客は、彼らの生きざまに触れることで、時を超えた共感を得ることでしょう。ぜひともこの感動の瞬間を体験してください。