新しい物体検出モデル解説書『DETR&最新・物体検出アーキテクチャ入門』のご紹介
2025年6月28日、株式会社秀和システムより待望の新刊『DETR(DEtection TRansformer)&最新・物体検出アーキテクチャ入門』が発売されます。この書籍は、物体検出をテーマにした中級から応用者向けの本格的な解説書です。
書籍の特徴
本書は、人気の高かった既刊『物体・画像認識と時系列データ処理入門』や、物体検出に関する実装型の書籍に続くもので、物体検出タスクに特化した内容となっています。姉妹書として『Vision Transformer/最新CNNアーキテクチャ 画像分類入門』があり、この2冊を連携させることで、Transformerモデルの物体検出への応用を具体的に学ぶことができます。
対象モデル
本書では、Transformerを活用した代表的な物体検出モデル「DETR」に焦点を当てています。さらに、ViT(Vision Transformer)を用いた物体領域の検出や、中心点予測に基づくCenterNet、言語生成型アプローチのPix2Seq、さらにはCNN系のRetinaNetまで、幅広いモデルが取り上げられています。これによって、近年の物体検出分野での主要なモデルを比較し、深く理解するための情報を提供します。
実践的な有用性
本書は、実際に「どこに何があるのかを検出する」という実践的な課題に挑む人にとって非常に役立つ内容です。チュートリアル形式で詳細な解説が行われているため、読者は自信を持って物体検出技術を習得できるでしょう。
目次
この書籍は、以下のような章立てで構成されています。
1. 開発環境について
2. ViTモデルによる物体領域の検出(Keras)
3. ViTモデルによる物体領域の検出(PyTorch)
4. CenterNetによる物体領域の検出(PyTorch)
5. DETRモデルによる物体検出(ResNet-101)
6. ResNet-152をバックボーンとするDETRによる物体検出
7. COCOトレーニングセットを使用した物体検出
8. 事前トレーニング済みDETRモデルによる物体検出
9. Pix2Seqモデルを用いた物体検出(PyTorch)
10. RetinaNetによる物体検出(Keras)
このように、各章は具体的な実装例を交えながら、理論と実践を両立させた内容で進行します。
書籍情報
- - 書名: DETR&最新・物体検出アーキテクチャ入門
- - 著者: チーム・カルポ
- - 定価: 4180円(税込)
- - 発売日: 2025年6月28日
- - 購入リンク:
-
Amazon
-
楽天ブックス
この書籍は、全国の書店及びオンラインショップで購入可能です。物体検出の最前線を知りたい方は、ぜひ手に取ってみてください。