映画作家を目指すあなたへ「ndjc2025」プロジェクト始動
文化庁が主催し、映像産業振興機構(VIPO)が運営する「ndjc:若手映画作家育成プロジェクト2025」が、今年度の参加作家を募集しています。本プロジェクトは若手映画作家の育成を目的とし、オリジナルの長編映画を具体的に形にするためのサポートを行います。これに参加することで、プロの映画監督に必要な知識やスキルを身につけることができるチャンスです。
充実したサポート体制
今回の「ndjc2025」で提供される「長編映画の企画・脚本開発サポート」では、優れたプロデューサー陣による指導を受けることができ、作品の企画から脚本へと進化させるための支援を受けることができます。さらに、パイロット映像の制作や、映画製作関係者へのプレゼンテーションの機会も設けられており、実際に作品を世に出すための第一歩を踏み出すことができます。
過去の成功事例
ndjcプロジェクトの功績も目立っています。例えば、ndjc2022で開発された『白の花実』(坂本悠花里監督)が香港国際映画祭の企画マーケットで受賞したことや、ndjc2023の『街に溶ける』(小宮山菜子監督)が大阪アジアン映画祭に入選した事例があります。これらの成功は、プロジェクトが実際に有望な映画作家を発掘し、育成していることを示しています。
募集要項
応募資格
本プロジェクトへの応募資格は以下の通りです:
- - 日本国籍または日本の永住資格を持つこと。
- - 長編映画の監督経験があること、またはndjc製作実地研修に参加したことがあること。
- - 既にプロデューサーと企画を検討している場合も応募可能ですが、育成対象は監督限定です。なお、脚本開発時にはプロデューサーの参加も必要です。
応募締切
応募は2025年6月30日(月)正午まで受け付けています。応募が開始されたのは5月16日からですので、興味のある方は早めの準備をお勧めします。
選考スケジュール
1. 5月16日:作家募集開始
2. 6月30日:応募書類締切
3. 8月~9月:一次選考
4. 9月~10月:講義と企画書ブラッシュアップ
5. 10月下旬:最終選考
6. 11月~3月:脚本開発・パイロット映像制作
7. 3月:映画製作者に向けたプレゼンテーション
スケジュールについては変更の可能性もあるため、公式サイトで随時確認することをおすすめします。
講師陣の紹介
本プロジェクトには、業界で活躍する講師陣が参加します。例えば、小泉徳宏監督は『ちはやふる』シリーズを手掛け、若手映画作家に貴重なノウハウを伝授します。また、プロデューサーの巣立恭平氏も参加し、製作側の視点からの指導を行います。彼らから影響を受けることで、参加者は強力なサポートを得られるでしょう。
参加の意義
映画作家としての夢を追いかける中で、ndjcプロジェクトは一つの大きなステップとなります。商業映画の世界で成功を収めるために必要なスキルや知識を、専門家から学ぶことができる貴重な機会です。映画作家を目指す方々、ぜひこの機会を逃さずに応募してみてはいかがでしょうか。詳細は
こちらの公式サイトからご確認ください。