伝統芸能の今 -夢幻- 公演概要
2025年8月、舞台に新たな風が吹き込まれる。この夏、『伝統芸能の今 -夢幻-』が全国7ヶ所で開催されることが決定した。公演は東京・宝生能楽堂をはじめ、福岡・大濠公園能楽堂や名古屋能楽堂、山梨・身曾岐神社など、全国の地域で行われ、計12公演が予定されている。出演者も豪華で、歌舞伎界の名手たちが織りなす伝統の舞台を楽しむことができる。
出演者のご紹介
歌右衛門家の成駒屋からは中村福助と息子の中村児太郎、そして踊りの名手として評価されている市川右團次が出演。さらに、福岡、愛知、千葉、山梨の公演には、右團次の息子・市川右近も登場。人気のダンス&ボーカルグループGENICからは西本茉生、落語家の桂空治も参加し、観客に新しい体験を提供する。
演目について
一、新作舞踊『幻お七』
この舞踊では、中村児太郎と西本茉生が共演し、古典芸能の魅力を最大限に引き出しながら、男女の恋物語を幻想的に表現する。観客は蒔絵の世界に誘われるような美しい舞を楽しめる。
二、朗読舞踊劇『井筒』
続いて、世阿弥の最高傑作とも称される『井筒』が朗読舞踊劇として上演される。市川右團次と中村児太郎、桂空治の語りで、美しい音楽と共に物語の世界に引き込まれる。
三、新作舞踊『天乃岩戸』
さらに、代表的な日本神話のエピソードである「天岩戸伝説」が新解釈を交えて舞踊として披露される。アマテラス大御神を演じるのは中村福助、タジカラ役には市川右團次、舞人は市川右近が担当する。新たな視点から日本の神話に触れる機会になるだろう。
チケット情報
チケットは2025年5月16日(金)より一般発売が開始される。公演詳細については公式ホームページをチェックしよう。尚、千葉公演は5月31日(土)からの発売となっているので、早めの予約をお勧めする。
公演スケジュール
- - 東京:2025年8月7日(木)
- - 京都:2025年8月9日(土)
- - 大阪:2025年8月10日(日)
- - 福岡:2025年8月16日(土)
- - 愛知:2025年8月17日(日)
- - 千葉:2025年8月21日(木)
- - 山梨:2025年8月23日(土)
場所や日時についての詳細は公式サイトを確認し、間違いのないように足を運んでいただきたい。
まとめ
2025年の夏、全国各地で展開される『伝統芸能の今 -夢幻-』は、伝統と革新が融合した舞台で、全ての観客に新しい感動を届けることが期待されている。日本の文化の深さ、そして次世代に受け継がれるべき伝統芸能の魅力を感じる貴重な機会となるだろう。皆様の参加を心よりお待ちしている。