有隣堂の快挙
2025-06-09 11:52:53

有隣堂のYouTubeチャンネル、総再生回数1億回を達成し5周年イベントを控える

有隣堂のYouTubeチャンネル、5周年を控えての快挙



株式会社有隣堂が運営する公式YouTubeチャンネル「有隣堂しか知らない世界」が、2025年6月5日に累計再生数1億回を突破しました。この快挙を達成したのは、チャンネル開設から1,802日目のことで、5周年を迎える6月30日には特別な記念イベントも予定されています。このチャンネルは、文房具や本、雑貨など幅広いテーマについてスタッフが情熱を持って紹介するというコンセプトで、多くの視聴者に支持されています。

チャンネルの特徴は毎週火曜日に更新される動画と、第2・第4木曜日に行われるYouTubeライブ配信です。MCを担当するR.B.ブッコローと有隣堂のスタッフは、彼らの「有隣堂しか知らない」の世界を独自の視点で語り、視聴者との距離を縮めています。具体的には、キャラクターグッズの販売やライブコマース、リアルイベントを通じて、動画を音軸に様々な試みを行ってきました。その結果、視聴者との深い関係を築くことに成功しました。

チャンネルの成長と取り組み



2020年の6月30日に始まったこのチャンネルは、開設以来、約5.6倍の登録者数を達成するなど、驚異的な成長を遂げています。この成功の背景には、新たな挑戦を常に続けてきたことが大きいと言えるでしょう。具体的な取り組みとしては、2021年10月にMCのR.B.ブッコローによるキャラクターグッズ販売が始まり、2022年7月には文具バイヤー岡崎弘子が手がける常設ショップ「岡﨑百貨店」がオープンしました。また、2022年8月からはリアルタイムで視聴者と交流できるYouTubeライブの配信も開始しました。

さらに2023年にはライブコマースに挑戦し、注目を集める結果を残しました。例えば、オリジナルボールペン1,500本がわずか10分で完売、さらには図鑑が35秒で売り切れるなど、驚異の数字を叩き出しました。これにより、視聴者に対する商品提案の新たな形が確立されたのです。

2024年9月には誠品生活日本橋で24時間生配信を行い、2025年の3月からはショート動画配信も開始。一貫してトレンドに対応しつつ視聴者層を広げる取り組みを行っています。これらの活動を通じて、「有隣堂しか知らない世界」は単なる書店発のYouTubeチャンネルにとどまらず、読書文化の発信拠点として進化を続けています。

人気動画の紹介



視聴者からの支持を得ている人気動画は多数あります。例えば、記念すべき第1回目の動画では理系の定番アイテム「キムワイプ」を紹介しており、当時の有隣堂で取り扱っていない商品を扱いながらも、攻めの姿勢が視聴者に新たな価値を提供しました。このように、「好き」を語る姿勢が後の方向性を形作っています。

他にも、物理の力で文字を書く「ガラスペン」の紹介や、作家・中山七里に密着した動画など、さまざまな内容が視聴者の心を掴んでいます。また、作家・北方謙三の執筆環境に潜入する動画も大変好評で、多岐にわたるテーマに挑む姿勢が見受けられます。

今後の展望



5周年を迎える2025年には、記念イベントの実施やチャンネルプロデューサーの初著書の出版も計画されています。動画コンテンツを通じて、視聴者に多様な発見や価値を提供するだけでなく、より一層有隣堂のブランド価値を高めていくことが目指されています。有隣堂は、書店業界全体を活性化するための新たな手法を模索し続けています。今後の「有隣堂しか知らない世界」の成長に目が離せません!


画像1

画像2

画像3

画像4

画像5

画像6

画像7

画像8

関連リンク

サードペディア百科事典: YouTube 書店 有隣堂

トピックス(その他)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。

OSZAR »