特集上映の魅力
2025-04-25 12:32:10

神保町シアターで横溝正史と松本清張の特集上映が開催!

神保町シアターでの至高のミステリー対決



本の街・神保町に位置する名画座、神保町シアターで、5月3日から特集上映『横溝正史と松本清張』がスタートします。日本映画史における名作をフィルムで楽しめるこの機会は、特にミステリー映画ファンには見逃せないイベントです。

横溝正史と松本清張の息を呑む作品群



横溝正史(1902-1981)と松本清張(1909-1992)は、日本のミステリージャンルにおける重要な存在。正史は、本格派推理小説を根幹に残しましたが、清張は社会派推理小説で新しい視点を提供しました。二人は、小説作品としては異なるスタイルを持つものの、映画界ではミステリー映画の原作者としてその存在感が際立っています。

神保町シアターでの特集上映では、正史の代表作である「金田一耕助シリーズ」が魅力的なラインアップで上映される予定。特に、石坂浩二や渥美清、西田敏行らがそれぞれ金田一役に武装し、その演技を見比べることができる贅沢なプログラムが組まれています。この機会に、まだ観たことのない金田一に触れるチャンスが訪れます。

一方、松本清張の作品からは、アリバイ崩しがテーマの「点と線」や、日常の中の犯罪を描いた短編集が基になった「黒い画集」などが上映され、その深い人間ドラマを楽しめることでしょう。これらの作品は、ただのミステリー映画に留まらず、観る人に対して深いメッセージを届けてくれるに違いありません。

詳細情報と上映スケジュール



上映は5月3日から30日まで、神保町シアターで実施されます。特に、5月13日(火)は設備点検のため休館となりますので、来場を考えている方はご注意ください。入場料金は、一般1400円、シニア1200円、学生1000円と、リーズナブルな設定になっています。

以下が、主な上映作品の一部です。

横溝正史原作作品


  • - 「悪魔の手毬唄」(1977年): 石坂浩二主演、圧倒的な存在感でした。
  • - 「八つ墓村」(1977年): 渥美清の名演が光る一作。

松本清張原作作品


  • - 「点と線」(1958年): 精緻な謎を描く鉄道ミステリー。
  • - 「黒い画集」(1960年): 社会の裏側に潜む犯罪を描く短編集。

ジャンルや年代を超えて、これらの名作を再体験する絶好のチャンス。観る前に読んでも、読んだ後に観ても楽しめるこれらの作品が、どのような新しい視点を提供してくれるのか、今から楽しみです。

結論



日本映画の黄金期を感じさせる神保町シアターでの特集上映で、横溝正史と松本清張の作品を是非堪能してみてください。ミステリー映画の深淵を探る6月、あなたを待っています!

詳しくは神保町シアターホームページをご覧ください。


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