映画ファンが選ぶ6月の注目作『国宝』
映画ファンの期待を一身に集める「月イチ!“ぴあテン”ランキング」が発表され、2025年6月に公開される作品の中で最も注目されているのは『国宝』という結果になりました。このランキングは映画評論家やライター、編集者など、業界のプロたちが厳選した「これからみたい」映画を集計し、毎月更新される価値あるランキングです。
『国宝』が圧倒的票数で1位!
2025年6月6日に公開予定の『国宝』は、35ポイントを獲得し、堂々の1位に輝きました。歌舞伎役者の激動の生涯を描いた本作は、特に吉沢亮と横浜流星という二大スターの共演により、早くも話題を呼んでいます。選者の中も「女形での競演だけで興味がある」と期待を寄せ、演出を手掛ける李相日監督の視点から見た歌舞伎の世界観がどのように描かれるのかが注目されているようです。これまでにない視点で再現される歌舞伎の魅力に、映画ファン、一見の価値があると感じているようです。
次点はフランシス・フォード・コッポラ監督の『メガロポリス』
続いて第2位に選出されたのは、名監督フランシス・フォード・コッポラによる『メガロポリス』です。私財を投じたこの壮大な叙事詩は、コッポラがこれまでにない挑戦をすることで話題となっています。「最後の作品になるかもしれない」という期待の声も多く、作品が与えるインパクトへの期待が高まるばかりです。海外からの評価に不安もあるが、それに対する興味が逆に観客を惹きつけるという逆説的な現象が起きていることも注目です。
3位はモータースポーツの興奮『F1/エフワン』
3位に登場した『F1/エフワン』は、ブラッド・ピット主演で話題となるモータースポーツの魅力を存分に描く作品です。レースシーンの迫力はもちろん、キャストの豪華さによって期待がさらに膨らむ作品となっています。『トップガン マーヴェリック』の製作陣が手掛けているという情報に、映画ファンの期待感は高まるばかりです。「なかなか観ない作品」という熱量溢れるコメントからも、多くのファンがこの作品に注視していることが伺えます。
他にも注目の作品が多数!
6月には他にも多くの注目作が公開されます。例えば、横浜港における新型コロナウイルスの集団感染を描いた『フロントライン』や、シリーズ最新作『28年後…』、A24が手掛けるホラー作品の完結編『MaXXXine マキシーン』など、多彩なジャンルが揃っています。
「ぴあ」アプリの発表したこのランキングは、単に映画を観るための参考としてだけではなく、プロたちによる多角的な視点で評価されたランキングであることから、映画業界のこれからを見据える上でも重要な指標と言えるでしょう。映画ファンは、このランキングをチェックしつつ今後の公開作品を楽しみに待ちましょう。
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