『答えのない教室』
2025-05-26 07:41:08

豊かな思考力を育む教育実践の記録が登場!『答えのない教室』が新刊として刊行

前川秀幸校長も太鼓判!



2025年6月9日、株式会社新評論から新刊『答えのない教室 パート2-流山市立おおぐろの森中学校での教育実践』が発行されます。この書籍は、教育現場における実践的なアプローチを記録したもので、特に数学の授業において「考える力」を育むことを目的としています。教師にとって、子どもたちが楽しみつつ学ぶ授業を作ることは望ましい課題ですが、実際にどうすればその実現に近づけるのか、多くの教師が悩むところでしょう。

著者の池田吉久氏は、流山市にあるおおぐろの森中学校の教員。彼が手にした初刊『答えのない教室』を通じて、数学の授業において生徒たちが思考力や判断力を育んでいく様子を詳細に観察しました。その中で、3人を一組にして考える時間を設けることが、楽しさや興味を引き出す境地へとつなげる結果に。授業を見守る教師のサポートも特色となっており、従来の一方通行の教育とは異なり、生徒自身が参加する双方向な学習が確立されています。

この実践の中で、教室が笑顔で溢れる瞬間を見た池田氏は、自らの指導法に新たな手ごたえを感じたと言います。数学に苦手意識を持つ生徒が授業を通じてその面白さを発見し、知識を深めていく様子が、本書には豊富な実例として収められています。中でも15の題材に基づく授業実践は、教師が如何にして授業を設計し、生徒たちにどのような反応があったのかを明確に伝えています。

本書は、数学教育に関心を持つ方だけでなく、日々の授業改善に悩む教師たちにも大いに参考になる内容です。失敗談や成功例も含まれており、教師にとって生徒と向き合い、共に成長する意義を再確認する機会を提供してくれます。

書籍の構成



本書は、まえがきや序章から始まり、1学期から3学期にわたる授業実践を細かく記述しています。各章では、具体的な題材や進行方法、教室の雰囲気、さらには生徒満足度を測る感想が載せられています。また、理科の授業でも同様のアプローチを試みた事例があり、主体的な学びの重要性についても触れています。

教授法の革新



流山市は教育の革新を進めており、流山での成功事例を他の地域や学校に伝えることで、教育現場全体が活性化することが期待されています。池田氏は、これを機会にたくさんの教育者が「答えのない教室」の実践に挑戦し、多くの生徒に数学を好きになってもらう使命感を抱いています。

結論



楽しい授業を通じて、子どもたちの「考える力」を養い、成長を促すための貴重な内容が詰まった『答えのない教室 パート2』。この一冊は、数学教育における新たな風を吹き込むものであり、今後の教育実践に欠かせないリソースとなるでしょう。ぜひ、ご注目ください。


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