福岡が連勝でセミファイナル進出、B2昇格へあと2勝の挑戦

福岡がB2プレーオフを制し、セミファイナル進出

2025年5月5日、福岡にて行われたB2プレーオフ・クォーターファイナル。福岡ライジングゼファーが福井ブローウィンズを87-73で下し、嬉しい連勝でセミファイナルに進出を決めました。これにより、昨年度の無念を晴らし、B1昇格へ一歩近づいた福岡チームの活躍にファンの期待が高まります。

試合結果

- スコア: 福岡 88 - 73 福井
- 対戦のクォーター内訳:

- 1Q: 19-23
- 2Q: 28-13
- 3Q: 19-21
- 4Q: 22-16

試合の流れ

前半の展開

試合開始から福岡は#25バーレルの連続得点でリズムを掴もうとしましたが、福井の#4ケリー選手に連続で得点を許し、序盤は優位を奪われました。しかし、前日16得点を記録した#5ランダル選手が果敢にオフェンスを仕掛け、試合の流れを引き寄せます。その後、#50ブラウン選手はブロックショットで福井の攻撃を防ぐと、さらに自身でも3Pシュートを成功させ、前半を終了し、福岡が47-36と11ポイントリードで折り返しました。

後半の展開

後半に入ると、福井がファストブレイクからの得点で追い上げを図りますが、一時は3点差に迫られます。しかし福岡は#24谷口の3Pシュートやバーレルのゴール下によって再び勢いを取り戻しました。その後、ランダル選手が立て続けに3Pシュートを決め、最終的には31得点をマークしてチームを勝利に導きました。こうして福岡は88-73で勝利を収め、セミファイナル進出を決定的なものとしました。

選手・監督コメント

試合後、浜口炎ヘッドコーチは「福井が非常にアグレッシブで、最初はリズムが合わなかった。しかし、プラン通りにディフェンスを修正し、徐々にゲームを安定させられた」と振り返ります。また、MVPに選ばれたランダル選手については「アウトサイドシュートが入ると得点が増えやすい選手で、今日は3Pが良かった」と評価。また次のセミファイナルで対戦する富山グラウジーズについても触れ、「マッチアップ的に悪くない。しっかりと準備をしたい」と意気込みを語りました。

寒竹隼人選手も試合後にコメントを寄せ、「福井の高いエナジーを想定して挑んだが、後半には自分たちのプレースタイルをしっかり遂行できた」と語り、チームの自信を深める試合となったことを強調しました。

今後の展望

福岡はこの試合で勢いに乗り、悲願のB1昇格に向けて残り2勝に迫っています。次戦の富山戦は、特にインサイドでのマッチアップがカギになるでしょう。チーム全員が役割を全うし、力を結集して勝利を目指します。

【ハイライト】

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